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女性のからだ
月経のしくみ
正常な月経
月経の悩み
基礎体温のすすめ

 女性のからだ

知っているようで意外と知らないことが多い女性のからだのしくみ。
女性が避けては通れない月経のこと、一緒に見つめ直してみませんか?

◆月経のしくみ

 月経とは子宮内膜の増殖した組織がはがれおちて、子宮頚管から膣を通って体外へ流れ出てくる現象をいいます。
 子宮内膜は、卵子と精子がめぐり合い受精に成功した場合、それが子宮内膜に着いて(着床)大きくなるためのいわばベッドのようなものです。受精卵がない状態や着床がない状態、つまり妊娠が成立しなければ、次の機会に備えるために月経が起こり、子宮内膜を整え直します。

@卵巣の中で卵子が成長します。
左右どちらかの卵巣で、だいたい一ヶ月に
1個、新たな生命となる卵子が成長します。このとき子宮では受精卵を迎える準備として子宮内膜がふくらみ始めます

A成長した卵子が卵巣を出て行きます。
成長した卵子は卵巣を飛び出し、卵管の中を進みます。これが「排卵」です。

B子宮内膜が、ふかふかの状態になります。子宮内膜は受精卵を迎える為にふかふかのベッドのような状態になります。それと同時に、赤ちゃんの成長に必要な血液等も貯めて受精卵が来る準備をします。

C子宮内膜がはがれて体外へ排出されます。卵管で、卵子と精子が出会えば受精卵となり、子宮内膜にくっつきます。
しかし、卵子と精子が出会わなければ、子宮内膜は必要無くなるので、子宮の壁からはがれ落ち、血液と共に体外へ排出されます。これが、「月経」です。

 月経には巧妙なホルモン分泌の変化が関係しています。ホルモン分泌は約1ヵ月周期で繰り返し起こります。体の中では多種類のホルモンが女性の健康のために活動しているのです。また、この周期の間にホルモンの働きによって体温の変化が起こります。そのため、正常に排卵や生理が来ていれば、高温期と低温期がはっきり分かれます。

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◆正常な月経

 上記の範囲内であれば、ひとまず正常な月経を迎えているといえるでしょう。
ただし、日常生活が困難なほどの生理痛をお持ちの方は、「子宮内膜症」や「子宮筋腫」、「子宮後屈」などの異常が生じているという体内からの発信かもしれません。
異常を感じたら、早めの受診をおすすめします。月経を整えることは女性にとって欠かせない体調管理です。

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◆月経の悩み

 月経は初経から閉経まで、女性のほぼ半生についてまわります。それだけに、月経がとまってしまったり、回数が極端に減ってしまったり、あるいは月経のたびに不快な症状があると、悩みや不安が大きくなります。
月経の異常にどう対処したらよいのか、一緒に考えていきましょう。


●無月経
 日本人の月経のスタートの平均は12歳前後です。18歳になっても月経がない場合は、一度専門家に相談することをおすすめします。このように初経すら見られない場合を「原発性無月経」といいます。また、初経以後しばらくは順調にあった月経がなんらかの理由で止まってしまった場合を「続発性無月経」とよびます。これは20歳前後まではめずらしいものではありませんが、心配でしたら専門家へ相談することをおすすめしています。

●月経不順
 正常な月経の周期は25日〜38日で、39日以上と間隔の長いものを「稀発月経」、24日以内と短いものを「頻発月経」とよびます。
○稀発月経
 通常、月経が始まってから14日ほどで排卵が起き、排卵後14日ほどで次の月経が始まります(28日周期の場合)。排卵後の黄体の寿命は妊娠しない限り12〜16日と決まっているため、排卵のある方であれば排卵後14日ほどで次の生理が始まるのはどのような周期の方でもあてはまります。
稀発月経で排卵がある場合は、排卵するまで(卵胞期)にふつうよりも時間がかかっているということになります。排卵がない場合は、原因がはっきりしないことも多く、その他に急激な体重の減少や増大、肝臓など他に病気がある可能性、ホルモンの分泌異常が考えられます。
○頻発月経
 排卵のない頻発月経は、まだ月経のシステムが安定していない思春期の女性によくみられます。時期がくれば自然と排卵が順調に起こることが多いので、特に気になる症状がなければ、特に治療をする必要はないでしょう。
排卵のある頻発月経は、通常14日ほど続く黄体の寿命が短くなっているためと考えられます。これを黄体機能不全といいます。

●経血の量と期間
○過多月経
 生理の期間が8日間以上続いたり、眠るのが怖いほどの量やレバー状の大きなかたまりが出たりします。ホルモンバランスの崩れや子宮筋腫、子宮腺筋症などの可能性もあります。
○過少月経
 出血して3日以内で月経が終わったり、2日目でナプキンの交換が必要ないほどの少量の場合、無月経の前兆症状の場合もあります。療法の必要があるかもしれないので、身体に不調がなくても専門家に相談しましょう。

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◆基礎体温のすすめ

 基礎体温とは何もしていない状態の体温のことで、充分な睡眠(6時間以上)の後に、安静のまま舌下で計測します。
 上記の「月経のしくみ」で説明したとおり、女性は月経周期の間、ホルモンの働きによって基礎体温が変化します。この変化を記録したものを基礎体温表といい、体の様々な状態が把握でき健康管理にとても役立ちます。妊娠を望んでいる方には特に有効です。

基礎体温表の読み方
 基礎体温表は、排卵日を境に低温期と高温期に分かれる「二相性」です。


理想的な基礎体温表
 低温期と高温期に0.3〜0.5℃の差があり、低温期から高温期へとスムーズに移行し(3日以内)、高温期が12日以上継続することが理想的なものです。高温期が16日以上続いた場合は妊娠の可能性があります。


基礎体温パターンとその漢方的対処法
○一相性(高温期なし)
 高温期がなく一相性のパターンは無排卵あるいは無月経の場合にみられます。排卵していないので、妊娠は不可能です。正しい月経周期を作るために、生殖機能をつかさどる「腎」を補強し、血行をよくすることが基本です。


○高温期への移行時間が長すぎる
 上がりが遅く段階的に上昇し、高温期への移行に3日以上かかるパターンは、排卵障害の可能性が高いです。排卵障害は原因によって対処が違いますが、「気」のめぐりと「血」の流れを改善することが必要です。


○高温期が短い
 高温期の日数が12日未満のパターンは黄体機能不全の可能性が高いです。この場合高温期だけの問題ではなく、低温期の卵胞発育異常の延長線上にある問題かもしれませんので、低温期から補腎して卵胞の発育と排卵を促進する方法が重要です。


○高温期が低い
 低温期と高温期の差が0.3℃未満のパターンは黄体機能不全の可能性が高いです。この場合高温期だけの問題ではなく、低温期の卵胞発育異常の延長線上にある問題かもしれませんので、低温期から補腎して卵胞の発育と排卵を促進する方法が重要です。


○高温期が高すぎる
 高温期と低温期の差が0.5℃を超えるパターンは、ホルモン治療後によくみられますが、ホルモンのバランスが悪く熱すぎて着床しにくいといえます。うるおしながら過剰な熱を取り除く方法が原則です。


○波動が激しい
 上下の幅が大きいパターンは、ストレスが多いか、プロラクチンが高い可能性があります。ストレスを解消し「気」の働きをよくする方法が有効です。


陳志清著不妊と基礎体温表より抜粋
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