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漢方コラム−2012年分
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 過去のコラム 2012年分

■2012年11・12月号 皮膚を守り風邪の侵入を防ぐ玉屏風散
■2012年9・10月号 口内炎は余分な熱が原因
■2012年7・8月号 ダイエットはあくまでバランスを重視
■2012年5・6月号 気・血・陰の充実により不眠治療
■2012年3・4月号 花粉症根治は「正気(せいき)」を高めて
■2012年1・2月号 寒気には葛根湯、熱に天津感冒片

■Kampo-Life Vol.27
  2012年11・12月号

 今年もあと2か月を切りました。慌ただしいですが、自然界は寒くなる一方です。寒い時こそ体を動かして、血行を良くすることが大切です!
元気な体で今年も師走を迎えましょう。

中国漢方(中医学)をわかりやすく解説!
中国漢方コラム(中医師:路京華先生による「中医学がよくわかる本」より>
第七回 皮膚を守り風邪の侵入を防ぐ玉屏風散
 ―体表をしっかりガードして、邪気の侵入をくい止める衛気の力―
 高層住宅が建ち並ぶ北京だが、冬の暖房は全戸一斉に11月15日から始まる。寒波は例年10月下旬にやってくるため、暖房が始まるまでの約2週間はつらく、カゼをひく人も多い。中国漢方では、カゼのあるものは、風邪(ふうじゃ)が皮膚から侵入して発病すると考えている。これを阻止するため、皮膚の表面には衛気(えき)という気(エネルギー)が流れ、汗腺の開閉による体温調節などによって、体表をしっかりガードしている。
 衛気が不足すると、汗をかきやすくなるほか、寒冷刺激に対する防衛力が落ちるため、カゼをひきやすい。温度変化にも順応しにくく、ちょっとした気候の変化で、くしゃみ・鼻水などのアレルギー症状も現れる。
 このような症状に対して、中国では玉屏風散(ぎょくへいふうさん)という処方がよく使われる。屏風を立てて病邪の侵入を防ぐというネーミングが面白い。そのなかで衛気を強める生薬といえば、黄耆(おうぎ)が代表格である。最近日本では衛益顆粒(えいえきかりゅう)という名前で輸入許可を受けたと聞く。「衛気(えき)を益す」これまた的を射た命名である。
 衛気不足の人がカゼをひいた場合、発汗作用の強い葛根湯(かっこんとう)などをむやみに服用するのは考えものだ。かえって衛気を消耗し、症状を悪化させるおそれがある。
 また衛気の活動には、命門(めいもん)の火も関わりが深い。
この火が弱まると体が冷え、衛気の働きも弱くなる。
したがって、衛気を強めるには、八味地黄丸(はちみじおうがん)や海馬補腎丸(かいまほじんがん)など、腎を温める作用をもった補腎薬を併用するとよい。


こんな時薬膳で手当て♪
【第八回】冷え症[陽気(エネルギー)不足タイプ
 冷え症の原因もさまざまあり、体のエネルギーが不足していることも冷え症の原因の一つです。疲れやすい、頻尿や夜間尿、胃がもたれやすい、風邪をひきやすい、軟便や下痢になりやすい、むくみやすいなどの症状がある方はエネルギー不足タイプです。このタイプには「温熱性」の食材が良く、体を温めるものを取り入れて冷えを解消しようというわけです。例えば、牛肉、羊肉、えび、モチ米、山芋、豆、ねぎ、しょうがなどは代表的な温熱性の食材です。にらは「起陽草」とも呼ばれ、健胃・温暖作用などがあります。羊肉もおなかを温める作用があり、冷えが気になる人にはおすすめです。
《おすすめ食材》牛肉、羊肉、えび、もち米、長いも、大和いも、じゃがいも、大豆、納豆、豆乳、空豆、グリーンピース、かぼちゃ、ねぎ、にら、らっきょう、しょうが、くるみ、はすの実、栗、シナモン、リンゴ、紅茶など
【材料(2〜4人分)】長芋450g程度(すりおろした状態で) 合いびき肉50g にら1/2束 長ネギ10cm程度 卵1個 酒少々 砂糖・醤油各小さじ1 白だし大さじ4 チーズ適量
@長ネギは粗ミジン切り、にらは1cm程度に切り、長芋はすりおろしておく。
Aフライパンに少量の油をひき、合いびき肉を酒とともに炒める。
B肉に火が通ったら、砂糖と醤油を入れてさらに炒める。
Cにら、ネギを加えてさっと炒めて火を止める。
DボールにCと長芋、卵、白だしを加えてよく混ぜる。
Eグラタン皿にDを移して、チーズをのせる。
Fトースターで10分ほど加熱したら出来上がり!



手荒れの季節に、やさしくて効果抜群のハンドクリーム♪
 空気が冷たく乾燥するこれからの季節は手荒れの季節です。
カサカサ手肌をほうっておくと、ぱっくりさけたり、あかぎれなどで痛くなり、家事をするのも大変! こまめにハンドクリームでケアすれば、痛い思いをせずにきれいな手肌で冬をこせますよ♪
 【あなたの手肌タイプは?】
○かさかさタイプ
 すっごく乾燥するわけではけれど、何となくかさつく「かさかさタイプ」。かさつきが進むと、肌が白っぽくみえたり、爪のまわりが硬くなったり、気が付けばシワシワなんてことに!
 →うるおい保湿ハンドケアがおすすめです♪ミストなどで水分補給をしてからクリームを塗ると、クリームが手肌になじみやすくなるので、しっとり感が続きます。
○ひえひえタイプ
 寒くなってくると指先がかじかみやすく、手袋が欠かせない「ひえひえタイプ」。手が冷たくて、ごわごわした感じ。お子さんやパートナーと手をつなぐのも気になっちゃいますよね!
 →あったかハンドマッサージがおすすめです♪ハンドクリームを塗るとすべりもよくなり、マッサージの効果もアップ!少したっぷりめにクリームを塗って、指をひっぱったり揉んだり、ツボを押したりしてあげると手がぽかぽかになりますよ♪
○ガッサガサタイプ
 季節に問わず一年中手肌の荒れが気になる「がっさがさタイプ」。キッチンではゴム手袋が欠かせませんね。
 →おやすみタイムのうるうるハンドケアがおすすめです♪ハンドクリームをたっぷり塗って、手肌にやさしいコットン100%の手袋で手肌をガード。クリームの潤いをしっかり閉じ込めます。朝を迎えるのが楽しみになりますよ♪




おすすめ本
 東京で薬膳料理教室を主宰している北京育ちのパン・ウェイ先生。「きょうの料理」や「はなまるマーケット」など、多方面でご活躍されています。そのパン先生の料理教室に参加させていただき、はつらつとした先生はとても魅力的。「体は食べ物で作られる、毎日食べているものが大事、お肉もしっかり食べないと元気でない、季節にあった野菜などを食べると強い体になる」など、先生が小さいころにおばあちゃんから教えられた知恵は、体を守るための大事なことばかりです。
 食べ物は体によい食べ方をすると、より効果的に体を助けてくれます。食べ物だけでなくちょっとした日常生活のポイントも書かれており、健康的な日々をおくるヒントがたくさんの本です。

 養生訓は江戸時代の儒学者貝原益軒が書いた大ベストセラー書です。当時、50歳そこそこで亡くなる人が多いのに、益軒は元々虚弱体質であったにも関わらず、84歳まで生きたのでした。益軒はいろんな養生法を自ら試したうえで確立しています。伊藤友信が訳した益軒の「養生訓」は江戸時代が背景にあるので、現代にそぐわない部分もあるかと思いますが、斎藤孝さんはそれを現代に照らし合わせて分かりやすい養生法を解説しています。「ほどほど」がいいようです。食べることも、寝ることも、体の欲もまず控えめにする。よく体を動かす。そして50歳からが人生楽しいとも…。忙しさでつい自分を見失いそうですが、生きることの楽しさをこの本から改めて見つけることができるのではないでしょうか。


冷え症対策に血管ほぐし
「体をこすると、筋肉や内臓などに酸素と栄養を送っている動脈が刺激され、血管が広がる」と、血管ほぐしマッサージを推奨される大阪市立大学の井上正康教授。
血管ほぐしのコツは、けがや痛みのある部分を除いて、血管に反って心地よい程度に強めにゴシゴシこすることだそう。動脈は静脈やリンパ管より内側にあるので、やや強めにこすったほうがいいそうです。 頭、顔、首、腕、胸、肩、おなか、腰、足と全身こすっていいのですが、特に手と指のために使われる脳の領域は3分の1以上を占めると言われるので、手をこすると脳も刺激することができますよ。 指と指の間の「みずかき」部分をつまんで、ひっぱるのも、冷え性対策のツボ押しです。



トイプードルのモコちゃんの成長記録
 10月16日、我が家に猫ちゃんがやってきました。10歳の息子が公園で段ボールに捨てられていた子猫を連れて帰ったのです。名前はミイです。やっとモコに慣れてきたと思ったら今度は猫(*_*)どうやって飼ったらいいのか…と戸惑いました。翌日動物病院で検査してもらい、病気もなく元気なミイちゃん。突然の新しい家族に、モコも私たちもドキドキです。

 秋になり、日中も過ごしやすくなった10月、11月の祝日に日帰りで久住に行ってきました。くじゅう花公園やガンジー牧場はペットも一緒に楽しめる場所です。片道3時間ほどかかってしまうのですが、モコちゃんは車に酔うこともなく、到着してから気持ちの良い空気の中、広場でのびのびと散歩したりボールを追いかけたりして遊びました♪ワンちゃん連れも多く、おすすめです。

 ワンちゃんとネコちゃんは仲良くできるのかが一番心配なのですが、こんな風に寄り添って寝ているのをみるとホッとします。モコがミイを追いかけて噛んだりしているのをみるとヒヤヒヤ!ミイも負けずに向かっていきます。二匹仲良く成長して欲しいですね☆


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■Kampo-Life Vol.26
  2012年9・10月号

 今年も暑い夏になりました。漢方では、冬の健康のためには夏に養生するといった意味の言葉があります。夏で疲れた体を早めに回復して、気持ちよく秋冬を迎えましょう。

中国漢方(中医学)をわかりやすく解説!
中国漢方コラム(中医師:路京華先生による「中医学がよくわかる本」より>
第六回 口内炎は余分な熱が原因
 ―熱の性質を見きわめながら、症状に合った薬を選ぶ―
 暑い時期になると、きまって口内炎に悩まされる人がいる。口の中に潰瘍ができたり、舌先が赤く割れてヒリヒリと痛む、といった症状を繰り返すことが多い。体質的にはエネルギー過剰の人がかかりやすい。
 漢方には、口腔は脾(ひ)(消化器系)に支配されるという考え方がある。飲食物の取り入れ口の病気は胃腸の異常を疑ってみることだ。口の中の粘膜がただれたり、歯ぐきが赤くはれて痛み、口腔の粘り、口臭、便秘などを伴う時は、胃腸の熱(実熱)が原因となっていることが多い。これは比較的体力があって、肉類や酒、香辛料を好む人に発症しやすい。実熱の場合には、体内の余分な熱を取り除くことが第一の治療方針となる。漢方処方としては、解毒作用があって、熱を冷ます力の強い黄連解毒湯(おうれんげどくとう)を用いる。この実熱に、便秘を伴う時には、三黄瀉心湯(さんおうしゃしんとう)がよい。
 熱にはもう一つ、体を潤している体液などの不足から発生する熱(虚熱(きょねつ))もある。やせ型の人、更年期の女性、神経が高ぶりやすい人、慢性病によって体液や栄養物質を消耗している人などによく見られる。虚熱には身体を潤いしている陰(いん(体液))を補うことによって、熱をさますことが先決である。
 陰虚の改善薬としては、六味地黄丸が知られているが、口内炎の場合には、これに熱を除去する知母(ちも)と黄柏(おうばく)を加えた瀉火補腎丸(しゃかほじんがん)がよく使われる。
隠虚タイプでさらに熱症状が強く、のぼせや精神的なイライラなどを伴う時は、黄連解毒湯を少量併用するとよい。



こんな時薬膳で手当て♪
【第七回】疲労感
 日常的にも夏バテや過労などで、疲れやすい、疲労感などを強く感じることもありますが、一般に体力がなく、虚弱体質の人が慢性疲労を訴えることが多いものです。
 また、いつまでたっても疲労感が抜けず、仕事や日常生活にも支障が出てくる「慢性疲労症候群」も増えています。微熱やリンパ節の腫れ、のどや関節の痛みなど、風邪によく似た症状を伴うことも多いようです。今のところ、現代医学では決定的な治療法はなく、漢方薬がよく使われます。食養生も大いに役立ちます。
 疲れやすい、慢性疲労といった症状は、中医学では「気虚(ききょ)」の状態です。主に「肺」(酸素の取り込み)、「脾胃(ひい)」(飲食物からの栄養の吸収)、「腎(じん)」(親から受け継いだ体質)の機能の低下が関係するとされます。
 慢性疲労の改善に役立つのは、気虚タイプに向く食材です。牛肉、鶏肉、えびのほか、米、いも、豆、きのこは、どれも「気」を補い、肺や脾、腎の働きを高めてくれます。積極的にとるようにしましょう!
 特に牛肉は各種の栄養素に富み、必須アミノ酸が豊富。胃腸を強め、元気をつけて、筋骨を強めると言われます。脂身を食べ過ぎないようにして、ぜひお召し上がりください♪


おすすめレシピ ◎きのこと大豆の炊き込みごはん♪(4人分)
(材料)米3合 生しいたけ・しめじ・エリンギ各150g
    ゆで大豆1パック(180g) サラダ油大さじ1.5
    ●だし汁1カップ●醤油大さじ3●酒大さじ2
    ●みりん小さじ1●塩小さじ1/2
@ 生しいたけは石づきを落とし薄切りにする。しめじ・は大まかにほぐす。(長ければ斜め半分に切る)エリンギはマッチ棒くらいの大きさに切る。
A きのこと大豆を炒め、油がまわったら●の調味料を入れ、ザッと煮てそのままさます。
B といで水切りした米を炊飯器に入れ、2の煮汁を漉しいれ水を3合の目盛りまで足し20分ほど浸す。
C 3に塩を混ぜきのこと大豆をのせ炊く。



水分たっぷりで、
  強い紫外線やニキビにも負けないしっかりバリア肌を作りましょう!

 この夏も日焼けをしてしまった…という方。これからのケア次第で、肌の状態はぐっと変わってきます。日焼けによるダメージの一つはシミ。メラニン色素が紫外線により濃くなってしまうのは仕方のないことなのです。なぜならシミを作ることによって肌の奥への炎症を防いでいるから。でも、やはりシミは気になりますよね。対策としてまずは肌のターンオーバーを整えるため、保湿を強化すること!できてしまったシミを薄くすることはなかなか難しいと思います。しかし、毎日メラニン色素は出来ているわけで、ターンオーバーが順調であれば古くなった角質とともに取り除かれます♪ターンオーバーが順調にいかない大きな原因の一つは乾燥。化粧水やゲルクリームなど水分を補う化粧品はたっぷり使いましょう! また美白をうたった化粧品も多くあります。いろんな成分のものがでていますから、自分に合ったものを一つ取り入れてみてもいいでしょう。
◎美白成分
・アルブチン(資生堂ホワイテス)
・ビタミンC誘導体(エバメール美白ゲル、資生堂HAKUメラノフォーカス、
シャネルホワイトサンシエル)
・甘草エキス(コーセー雪肌精)
・カモミラーET(花王ソフィーナ薬用ホワイトニングディープサイエンス)
・トラネキサム酸(資生堂エリクシールホワイト)



8/25〜26日に不妊症講座スクーリングに行ってきました
 月に一度、インターネットを通じて全国の薬局から参加する不妊症専門講座で勉強をしているのですが、年に一度その仲間たちが集まってスクーリングが行われます。今回も8月の終わりに東京で行われ、行ってきました。前半は漢方薬を服用して妊娠された方々の経過を皆で検討する会、後半は元聖路加国際病院女性総合診療部部長の佐藤孝道先生が、体外受精における卵巣刺激の歴史を講演して下さいました。国内初の体外受精による赤ちゃんの誕生は1983年のこと。それから約30年の間、さまざまな試行錯誤を繰り返しながら医療は発展し、現在では年間約2万人の赤ちゃんが体外受精によって生まれています。治療では、飲み薬や注射によって卵巣という卵を育てる器官を刺激することが多いのですが、そのやり方もたくさん卵を採ろうと刺激を多くする方法や、できるだけ刺激を与えずマイルドに進める方法などがあり、どの治療法を選ぶかは病院の考え方、治療方針によってさまざまなのが現状です。刺激を多くすると、たくさんの卵が採れ、チャンスが増えるとう可能性はありますが、時間的、経済的、身体的な負担は多くなります。また、マイルドな方法ですと、その点の負担は軽くなりますが、採れる卵の数は少なくなる傾向がみられます。いずれにしろ、女性側の体調が良い状態というのが何より大切。 なぜなら、治療が負担(心身面、経済面)となり、途中で治療を断念するケースもあるからです。健康な体作りのため、十分な食事と睡眠、そしてストレス対策などが、治療以前の段階でまず必要だと講義を受けていて感じました。


お灸のすすめ(冷え症)
 これから気温が下がっていくので、冷え症の方にはつらい季節になってきます。冷えは万病の元ともいいますね。足先は心臓からも遠く、血液の流れも悪くなりやすい箇所です。第二の心臓と呼ばれるふくらはぎをウォーキングなどで鍛えるのももちろんいいですし、お灸をするのも効果的!三陰交(さんいんこう)は脾経、腎経、肝経が交わる重要なツボです。外出前にお灸をすることで冷えの予防になります。または、夜寝る前にお灸をすることで根本的に冷え性が改善され翌日スッキリ目覚められます。
●冷え性撲滅セルフ灸
・三陰交(さんいんこう):
  内くるぶしから指4本分上がったところ。すねの際にあり押すと
  ビーンと響くのが特徴。冷えたらまずは、三陰交にお灸を!
・湧泉(ゆうせん):
  足底の中心より、やや上のつま先側に存在。つま先を曲げた
  時にできる「人」の字形に交わった部分。腎臓を温め、若返
  り効果、元気が出るツボ
・太谿(たいけい):
  内くるぶしとアキレス腱の間に存在する凹み。腎臓が活性し
  排尿を促し、抹消血管が開きつま先の血流が改善されます。


トイプードルのモコちゃんの成長記録
今年も暑かったですね。我が家のモコは家の中でゆうゆうと過ごしていたようです。いつもはソファで良く寝ていますが、さすがに暑いのか床にペタンと横になっていることが多かったです。8月24日で1歳になりました。元気なモコに感謝です。


お行儀はいいほうではないので(しつけがうまくできてないです…)、食卓に食事がのるとすぐにイスにジャンプして乗ってくるので、イスを全部テーブルの中に入れたり、テーブルの脚が邪魔で入らない場合はイスを離したりしないと大変なことになってしまいます(食べられて…)。玉ねぎの入ったものを食べたかもしれないときは病院に電話してしまいました…(汗)。右は実は怒られてしおらしいモコ。


こんな風にお昼寝できたら幸せですね。子どもたちは「モコ、いつでも寝られていいな〜」と言いますが、帰ってきたらおもちゃにされて大変だと思います。


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■Kampo-Life Vol.25
  2012年7・8月号

 蒸し暑い夏の始まりです。
湿気の多いこの季節は家のカビ対策同様、体のむくみ対策も大事です。水分や冷たいものの取り過ぎに注意して、お風呂にもしっかりつかって代謝をよくしましょう!

中国漢方(中医学)をわかりやすく解説!
中国漢方コラム(中医師:路京華先生による「中医学がよくわかる本」より>
第五回 ダイエットはあくまでバランスを重視
 ―水分代謝を活発にする処方と、三爽茶などを併用―
 水着の季節を前にあすると、若い女性たちは、あらためて自分の体形が気になってくる。日本では数多くのダイエット法が試みられているが、極端なカロリー制限や利尿剤・下剤の服用などで、無理に痩せようというケースもある。強引なダイエットは長続きしないばかりか、体力や免疫力の低下といった、二次的な弊害を招きかねない。  中国漢方で考える減肥法は、あくまでバランスを重視する。決明子(けつめいし)や山ざ子(さんざし)など脂肪分を減らす作用があるものを使う一方、発汗・利尿・通便、血行改善んど、体全体の新陳代謝を促進することによりダイエットに結び付けようというものである。
 日本人の肥満には、俗に洋なし型、下半身肥満といわれる水太りタイプが多い。このタイプの人には体の重だるさ・息切れ・多汗などの自覚症状が見られ、梅雨時は特につらい。
 この場合は、皮膚組織の水分代謝を活発にする防已黄耆湯(ぼういおうぎとう)がよく用いられる。体表の気を補い、水分代謝を促進する黄耆(おうぎ)と利尿効果のある防已(ぼうい)を主役とした処方である。
 胃腸の機能低下を伴う肥満には、消化機能を高める香砂六君子湯(こうしゃりっくんしとう)がよい。食欲が出て、かえって太るのではと心配する人がいるかもしれないが、胃腸を整えることで新陳代謝を活発にし、余分な水湿を取り除くことができる。
 食べながら無理なく痩せるという漢方独特の考え方である。更に脂肪分解を促進する三爽茶のようなダイエット茶を併用すると、より効果的である。


こんな時薬膳で手当て♪
【第六回】むくみ
 むくみの原因ははっきり!疲れ、冷え、塩分の取り過ぎ、海藻類に含まれるヨードの取り過ぎ、腎臓が弱い人です。もともとむくみは冷え体質の人に多く、温体質(暑がりタイプ)がむくむ場合は、疲労か塩分の取り過ぎがほとんどです
<温(暑がり)体質のむくみ対策>
・利尿効果のある食材をとる(小豆、じゃがいも、さつまいも、キノコ類、瓜)
・疲れをとる食材をとる(トマト、キウイ、梅干し、酢など)…クエン酸効果!
<冷え体質のむくみ対策>
・水分を出す食材のウリ系の野菜(ニガウリ、冬瓜、キュウリ、スイカなど)は、体を冷ます作用もあります。夏はいいですが、暑さがそうでもないときは小豆やじゃがいも、さつまいも、きのこ類がおすすめです。
・薬味はむくみ解消の特効薬です。生姜、ねぎ、にんにくなどの薬味を多くとりましょう。
・疲労でのむくみは暑がり体質さんと同じクエン酸を含む食材をとりましょう。はちみつもおすすめ。

○ゴーヤと厚揚げのトマトチャンプル
 (冷え体質の方はニンニクを入れてみましょう♪)

@ゴーヤはワタと種を取り、薄切り。苦みを和らげるには塩をして、
 出た水分を捨てる。厚揚げは3*5p角くらい。
 卵は溶いて塩コショウ、醤油で味付け。
Aフライパンに油を入れ、厚揚げ、ゴーヤの順で炒める。
B全体油が回ったら、トマトを入れ、強火で炒め合わせ、
 塩コショウする。
Cゴーヤに火が通ったら、卵を入れ、半熟の状態にし、混ぜ合わせて完成です♪
ゴーヤ(ニガウリ)もむくみとりに良い食材!ささっとできるレシピです。


水分たっぷりで、強い紫外線やニキビにも負けないしっかりバリア肌に!
 お肌の構造は皆同じ。なのに乾燥肌の方もいれば、ニキビ肌の方もいます。肌質の違いは、内側の体質の違いと肌のバリア力の違いによるものです。でも、肌質がちがっていても、角質層の水分が美肌にとって欠かせないポイントなのです!ニキビ肌の方も、脂っぽいからと皮脂をとりすぎるスキンケアに偏っていませんか?それはNGです!皮脂をとりすぎてしまうと、角質層が痛み、ゴワゴワになってきます。そうなると、毛穴がつまり、ニキビが悪化する悪循環に!また、角質層に水分があれば代謝もスムーズでシミ対策にも。
 やっぱり水分たっぷりのお肌しっかりバリア肌が大切なので、前回と同じイラストをご紹介させていただきます。



NPO法人不妊カウンセリング学会の認定不妊カウンセラーに合格しました
 (平成24年1月23日合格)

 今不妊で悩まれているカップルは10組に1組の割合と言われます。また、2009年の日本産婦人科学会の調査によると、赤ちゃんの40人に1人は体外受精などの高度生殖補助医療によって産まれてきました。1983年に日本で初めて体外受精による赤ちゃんが生まれて以来、不妊治療は年々技術が進歩し続け、今では年間約2万人の赤ちゃんが体外受精や顕微授精で産まれてきています。
 しかし、それでも体外受精などの高度医療による出産率は全体として約30%。年齢別にみると、35歳未満で約40%、35歳〜39歳で約30%、40歳以上になると約10%になります。国会議員の野田聖子さんのような知的な方も、「体外受精をすれば、ほぼ必ず赤ちゃんができると思っていた」とのことですので、事実と一般の認識には随分と差が見られるのが現状ではないでしょうか。
 最近になって、NHKが「卵子の老化」や「不妊治療の実際」などのドキュメンタリー特集を放送することにより、一般の人にも不妊や治療の実際のことが少しずつ広まってきたのではと思います。また、不妊の原因も今までは女性に多いものだという認識があることから、女性の精神的な負担も多いものです。
 しかし、最近は検査の進歩などから、原因は女性が40%、男性が40%、両方が15%、原因不明が5%という数字もでています。これからは、不妊治療は決して女性だけでするものではなく、男性も積極的に参加するべきではないでしょうか。しかし、不妊治療を行う専門病院は決して多くなく、また男性不妊の専門医となると日本でもまだまだ少ないのが現状です。また、体外受精にかかる医療費も自治体によっては補助がでます(お住まいの地区の保健福祉環境事務所にお問い合わせください)が、オーストラリアのように、殆どが政府負担というわけではありませんので高額です。
 子供を望むカップルにおいては、決して恵まれた環境ではないのですが、まずは周りの皆さんも不妊のことについて理解を深め、子供を望むカップルを温かく見守ってあげることが大切だと思います。また、結婚前のお子様がいらっしゃる親御様も、年齢が高くなるにつれて妊娠しづらくなる事実を伝えてあげ、お子様の人生設計の手助けをしてあげるのも必要でないかと考えます。


お灸のすすめ(下半身のむくみをすっきり)
【手の平の中央】:「おへそ」に相当します。腎臓の作用が高まり、下半身にたまった老廃物、塩分を排泄しホルモンバランスが良くなります。
【手の平の上】:ちょうど「胃」に相当します。中央の「おへそ」から指の付け根までを2等分した位置です。胃の働きを高め、免疫力の向上、根本的に浮腫みにくい脚をつくります。
【手の平の下】:下腹部、子宮に相当します。中央の「おへそ」から手の手根骨の末端の5mm上を2等分した位置です。女性特有の冷え、浮腫みの解消に役立ちます。
【手の小指】:付け根が太もも、真ん中がふくらはぎ先端が足首に相当します。この3点、指の甲側と腹側の両面6カ所にお灸をのせるだけでみるみるうちに頑固な浮腫みが取れます。
お灸って火を使うしなんだか怖いと思った私も今はお灸を手や足、肩にしています。続けるとむくみにくい体になるとのことで、頑張っています♪


トイプードルのモコちゃんの成長記録
 暑くなってきました。8月生まれのモコは暑さに強ければいいと思いますが、とりあえずサマーカット。短くしていただきました♪あまりに短くなったせいか、なぜか「かわいそう…」と言われることもあったのですが、いやいやすっきりで飼い主は気に入っております(^^)/ちなみにカットはASAP動物病院です。

 トイプードルは人懐っこい性格が多いとも聞きます。散歩に行くと、すれ違う人に必ずといっていいほど尻尾を振って飛び掛からんばかりの勢いです。家ではだれかに必ずひっついて回ります。相手にされないとあきらめたときは、ぷすーっとした感じでソファや床にべたっと寝ています(笑)首の下のマッサージは気持ちよくて仕方ないようです。

 この前、キッチンで何度かジャンプする音がして静かになったと思ったら、置いていたロールケーキをかじっていました!すごいジャンプ力と恐るべし執着心です(笑)


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■Kampo-Life Vol.24
  2012年5・6月号

 新緑の季節になりました。今年は最近までインフルエンザが流行っていましたね。
これからは少しずつ蒸し暑くなりそうです。
しっかり食べて、しっかり寝て、ほどよく運動して元気に過ごしましょう!

中国漢方(中医学)をわかりやすく解説!
中国漢方コラム(中医師:路京華先生による「中医学がよくわかる本」より>
第四回 気・血・陰の充実により不眠治療
 ―心を養う栄養物(気・血・陰)が不足する虚証タイプの不眠に―
 不眠に悩む患者から、よく相談を受ける。中国漢方では、不眠はさまざまな原因の病気に現れる症状の一つと考えている。中国漢方で言うところの心(しん)は、西洋医学と同じ血液ポンプとしての役目に加えて、思考・精神作用の中枢とされている。「心は神(精神)の舎(やど)るところ」とみなされているのだ。
 精神活動を安定させる(安神(あんじん)という)には、心を養う栄養物である血(けつ)や陰(いん)(体液)、気(陽)などが充実していなければならない。これが不足すると、不眠が起きる。
 何らかの原因で心の血が消耗すると、血色が悪い、動悸がする、寝つきが悪い、夜中に目がさめて眠れない、などの症状が現れる。このような場合、血を補い、安神作用のある酸棗仁湯(さんそうにんとう)と四物湯(しもつとう)を併用する。
 陰が消耗すると、のぼせやほてり・気分が高ぶり寝つきが悪い、一晩中悶々とする、といった不眠になりやすい。このタイプの不眠には心の陰を養い、安神作用のある天王補心丹(てんのうほしんたん)が有効である。
 気の不足(気虚(ききょ)・陽虚(ようきょ))では、心の働きが弱まり、不安感や細かいことが気になって、寝つきが悪い・怖い夢をよく見る、少々動くとすぐ動悸がする・疲れやすいといった症状が現れる。このタイプには、精神不安を鎮める作用のある桂枝加竜骨牡蠣湯(けいしかりゅうこつぼれいとう)がよく用いられる。
 これらは、いずれも体内の血・陰・気などの不足による虚証タイプの不眠である。



こんな時薬膳で手当て♪
【第五回】肥満
 中医学では、食べ物や水分の代謝に関係する臓腑は「脾(ひ)」といういわゆる胃腸と考えられています。脾は食べ物から栄養分を吸収し全身に運んだり、水分を運ぶ働きがあります。西洋医学的にいえば脂肪の代謝にも大きく関与していると考えられます。この脾の機能が落ちて、代謝に乱れが生じ、余分なものがどんどんたまってしまった状態が肥満なのです!肥満も体質によって脂肪太り、水太りと大きく分けられます。下の表を参考にして、タイプにあった食養生を取り入れてみましょう!



肌にたっぷりの水分補給で肌荒れ、シミ、シワ予防!
 お肌がしっとりするのは水分が肌の角質層に十分保たれているのと、皮脂膜が角質層の水分蒸発を防いでいるから。お肌の乾燥が気になる方は、化粧水、もしくは精製水でコットンパックをした後にゲルクリームをおすすめします。ゲルクリームには角質層に水分を留める働きがあります。そのため、肌のターンオーバーも正常になり、ハリのあるみずみずしいお肌になるのです♪紫外線による肌のダメージはシミだけでなくシワもあります。毎日の潤いケアが、シミやシワの予防になりますので、ぜひゲルクリームをお試しください♪



湿気の多いこれからの季節は、体にも湿気がたまりやすい
 日本は海に囲まれていることもあり、高温多湿の気候です。さらにこれから梅雨に入りますので、よりじめじめした空気に包まれます。人間は自然界の一部という考えから生まれた漢方医学では、体も気候の影響をとても受けると考えます。ですから、これからの季節、体も湿気がたまりやすくなるのです!
←左のような症状は、体に余分な湿気がたまっている証拠!舌もぼてっと大きくなります。
 これから暑くなると、冷たいお茶やジュース、炭酸飲料などを飲みたくなると思いますが、それは胃腸に負担をかけ、水分代謝を悪くして体の湿気を増すようなもの。疲れやすくもなります。暇さえあれば携帯しているタンブラーやペットボトルのお茶を飲むのも、温かいものにして、のどが渇いたときに飲むくらいで十分です。

 体の湿気をとる漢方薬ではかっ香正気散がおすすめ。同じものが勝湿顆粒として手に入ります。味も優しく苦くありません。胃腸が弱く体が重だるいと感じる方は梅雨から夏にかけての蒸し暑い時期、この漢方薬で体を整えておくのも良いと思います。もちろん店長の中村も朝や夜に飲んで、湿気対策始めましたよ♪



不眠も薬に頼らず、アロマと漢方で快眠!
 寝付きが悪い、夜中に何度も目が覚める、夢をたくさん見るなどの症状を慢性的に続いていたらそれは不眠症。でも精神安定剤や睡眠導入剤に頼ってはいけません。環境の変化や精神的な緊張、悩み事が多いなど原因はさまざまですが、中医学では主に中枢神経系をつかさどる「心」、自律神経系をつかさどる「肝」、思考・思慮をつかさどる「脾」のトラブルと考えます。
 不眠の万能特攻ツボは「失眠(しつみん)」です。 このツボはどんなタイプの不眠に対しても 有効です。固ければ棒などを使って押します。
 そして、アロマオイルも良い睡眠に導いてくれます。 くよくよ悩んで眠られない方は、ラベンダーやマジョラム。 過労によって体力を消耗している方は、ローズウッドやゼラニウム。身も心も疲れすぎて眠られない方はベルガモットやスイートオレンジなどがおすすめです。
 枕の横に好きなオイルを1滴、ティッシュに含ませて置いて寝ると眠りが深くなりますし、オイル5滴を岩塩多さじ1杯または牛乳30ccにたらしてお風呂に混ぜ入れるのも熟睡を誘います。ぜひお試しください。


トイプードルのモコちゃんの成長記録
 去年の8月生まれのモコ。11月に店長の中村家にやってきました。イオンのペットショップでの出会いでしたが、モコだけがショーケースの壁に二本足でたったまま、出して出してと言わんばかりに腕をうごかしていました。
 子供を産ませないことにしたので、避妊手術を3月にしました。感田のASAP動物病院でお願いし、無事帰ってきてほっとしました。最初の発情前に手術をすることがその後の病気にかかるリスクが一番少ないとのこと。手術はかわいそうでしたが、これからも長く一緒にいたいからこの時期に決めました。
 もうすぐ9カ月になるモコ。体重も4キロで落ち着いています。日中は留守番ばかりで寂しい思いをさせていますが、病気もせず、ありがたいです。あまりしつけが十分でないのでいろいろ大変ですが、かわいくて憎めない我が家の一員です。


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■Kampo-Life Vol.23
  2012年3・4月号

 寒かった冬も終わり、暖かな春がやってきます。
また新年度、新学期と環境が変わるときでもあります。
花粉も気になるけど、やはり花咲く春! 気持ちを前向きに楽しみたいですね。

中国漢方(中医学)をわかりやすく解説!
中国漢方コラム(中医師:路京華先生による「中医学がよくわかる本」より>
第三回 花粉症根治は「正気(せいき)」を高めて
 ―症状をおさえる標治と体質改善の二段構えで―
 春は花粉症の季節だ。なぜこの時期、日本で花粉症が猛威をふるうのか。杉の木が多いという外的要因もあるが、中医学の立場から見ると、日本人の体はいかにも正気(防衛力)が弱いという気がするのだ。
 中医学には「正気が体のなかにあれば、外部の邪は体内に入れない」という考え方があり、正気の存在を特に重視している。正気が弱まると、気候や気象の変化に応じられず病気が体に侵入しやすくなる。そのことを十分理解して、食事や養生法によって日頃から健康増進に努めるというのが、中国人の健康法の基本である。
 ものが豊かで、生活が便利になればなるほど、現代人の体から防衛能力が欠落していくとしたら、これは深刻な問題だ。
 さて、花粉症対策である。中医学では、鼻や目の症状を抑える標治(ひょうち)(対症)療法と、体質改善によって、外邪を寄せつけない体をつくる本治(ほんち)(根本)療法の、二段構えで治療にあたる。
 まず、標治では、花粉症特有の鼻水やクシャミなどの改善を目的に、体を温め抵抗力を高める温性の小青竜湯(しょうせいりゅうとう)をよく使う。
 目の角膜の充血、かゆみは中医学的にいうと風熱(ふうねつ)の症状である。熱性の症状をおさえる天津感冒片(てんしんかんぼうへん)や菊花が効果を上げる。
 本治では、衛益顆粒(えいえきかりゅう)やハ仙丸(はっせんがん)、八味地黄丸(はちみじおうがん)などによって、体の免疫力を高める。花粉症は体質改善によって根本から治すことが重要である。



こんな時薬膳で手当て♪
【第四回】肩こり
 肩こりの原因は血液の滞りです。原因のひとつは同じ姿勢を長い時間続けていること。デスクワークの人やパソコンに向かっている時間の長い人などはこれにあたります。あるいは寝不足が続いていること。睡眠時間が少ないと血行不良が起こりやすいのです。薬膳料理では、血の巡りをよくする食材を使って解消します。
 たとえばカルシウム。骨を丈夫にすることで知られていますが、リンパの流れを促進することで血の巡りもよくします。食材でいうと豆腐、厚揚げなどの大豆製品、はと麦、白ゴマです。鯖や鯵などの青魚は体を冷やすので冷え症体質の人には向きませんが、悪玉コレステロールを下げる働きがあり、滞っている血液をサラサラにすることで流れを改善します。
 また、疲労を取ることで元気を取り戻し、活動を活発にして凝りをほぐすのです。そのために必要なのがお酢や梅干し、柑橘類などのクエン酸です。
 冷え症の方は、血行を促進しようとしてもなかなか実を結びません。まずは体を温める食材をたっぷり摂ることから始めましょう。生姜、長ネギ、玉ねぎ、紫蘇などの薬味は欠かさずに。
 体を温めると同時に、血流を促進する食材もとること。血流とリンパの流れを促進する大豆製品、はと麦、鰻。筋肉をほぐして血の巡りをよくするゴマ油や松の実も積極的に摂りましょう。
 食生活とともに、肩のマッサージや血流を促す体操を取り入れると改善が早まります。冷え症の方は特にマッサージや朝晩のストレッチを定期的に行うといいですよ♪


紫外線対策をしっかりと
 3月になり、紫外線もこれから多くなってきます。
紫外線の影響で怖いものは「皮膚がん」「白内障」「免疫力低下による感染症や疲労」「肌老化(シミ・しわ)」などが挙げられます。
「え?白内障も?」って思いませんか?実は白内障の約20%は紫外線が原因と言われているのです。日差しが強いときは目のためにもサングラスをしましょう!また、女性にとっては、何より「シミ・しわ」が気になるものです。できてしまったシミやしわを取るのは大変です!
肌に優しく、効果の高い日焼け止めを必ず使用して、新しいシミやしわができるのを予防しましょうね(^_-)-☆


いのちを見つめる ・・・バイオリンクの研修会に参加して・・・
 先日、ドリームアーティスト大志さんの講演を聴いてきました。「え?何する人?」って思いますよね。ブログのプロフィールには『1人ひとりが「本当の自分をイキルコト」で世界中がきらきら輝くと信じ、『あなたの夢は何ですか』と夢を聞き、世界中の人たちに愛ある夢を生きるきっかけをつくっている』と書かれ、一人一人にハンカチに夢を書いてもらった「夢ハンカチ」を富士山の登頂に届けたり、ハンカチに夢を描いてくれた人達のスマイル写真を世界中から集め、それを宇宙ステーション「きぼう」に届けたりしてくれる方なのです!最初は、「なんだか怪しい人だな。。。?」と思ってしまったのですが、話を聞いているうちに、この人は本当に皆がハッピーになって欲しいと純粋に思っている人なんだなとちょっと感動しました。
 人は社会の中で好きなことだけして生きることはできないと思うし、プライドや見栄や自分を守るための殻があったりすると思います。大志さんは、大学卒業後、何度も転職したそうです。自分のやりたいことが見つからないから、自分らしさが出せないからだと言っていました。「会社や組織はそう自分の思う通りに最初からならないでしょ」と思ってしまったのですが、自分の心に素直な大志さんが正直うらやましく思う気持ちもありました。
 さて、そんな大志さんの「愛ある夢を」というドキュメンタリー映画が流れました。その中に、余命6か月と宣告された20歳の女の子が出てきました。17歳のころに一度ガンが見つかり、抗がん剤治療をしたのですが、また再発してしまったとのことです。美容師をしていた彼女は治療を望まず、大志さんが経営していたカフェのスタッフにスカウトされ、そのあと大志さんに自分の病気を告白したのです。スクリーンの中の彼女はとても可愛らしく、一生懸命生きていました。本人が望むので、毎日カフェでスタッフとして過ごしたそうですが、まともに働ける状態ではなく、夢ハンカチをつなぎ合わせる仕事を少しずつしていました。「話せる状態の彼女しか撮れていない」と大志さんは言われており、それでも弱弱しくなっていく姿が見て取れました。余命一か月を切った彼女は横になった状態で話せませんでした。でも彼女は「治るかもしれない!」と奇跡を信じていたようです。自分のガンのことを「宝物」といい、この宝物のおかげで自分は家族の愛に感謝し、カフェの仲間に会えたことに感謝していると言っていました。そして、余命6か月と言われた時から9か月がたったとき、彼女は皆に話しました。「治りました」と。私はそのシーンを見て絶句。確かにドキュメンタリーです。話では、ガンも治る人がいると聞いたことはありますが、目の前の映像で本人を見たのは初めて。しかも今では結婚され、二人のお子さんもいらっしゃるというのです。
 西洋医学の薬の仕事を7年半していた私は漢方の世界に入ってもやはり有効性を裏付けるデータや安全性を重視します(説明がくどいのはそのせいです^_^;)。なので、見えないエネルギーやパワーというのもあると思うけど、冷静に見ないといけないと思っています。だけど、この20歳の女性の純粋な心、信じる心、感謝の心というのが奇跡を起こしたとしか思えませんでした。
 大志さんは、今も被災地に足を運び、ボランティアをしながら書きたいという方から夢を集めています。佐賀の武雄中学校で、被災者のために何かしたいという中学生の気持ちを行動に実現させるお手伝いをされています。
 いろんな状況があり、個人個人つらいことや、あきらめなどもあると思います。ふと、自分が本当に望むことはなんだろう?自分の夢ってなんだっけ?と振り返ることにより、心の奥にあった輝きの玉のようなものが見えてくるかもしれません。それが、きっとその人のいのちを生き生きさせてくれるんじゃないかと思うのです。
 夢を書くことは照れ臭いかもしれませんが、夢ハンカチ、書いてみてはいかがでしょうか。ご希望の方は薬局に夢ハンカチがありますので書いてくださいね。
今年の8月24日に富士山に届きますよ!


体験談(当薬局スタッフ ちさとさんのご主人)
 ちさとさんのご主人は、長年皮膚のかゆみや湿疹に悩まれていました。某大学病院の皮膚科にも数年通っていました。先生からは「皮膚病は長くかかるのが当たり前だから」とひどくなればステロイドを処方されていました。
 そのご主人が漢方薬の黄連解毒湯(おうれんげどくとう)などを飲みだしましたが、だんだんとかゆみが治まってきたのです。今では疲れたときなどには症状がでることがありますが、以前のようにステロイドを塗ることはほとんどなくなり、体調も良くなりました!

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■Kampo-Life Vol.22
  2012年1・2月号

 新年あけましておめでとうございます。昨年も沢山のご愛顧誠にありがとうございました。2012年も皆様が健やかに笑顔で過ごせるよう、スタッフ一同頑張ります!
今年もよろしくお願い申し上げます。

中国漢方(中医学)をわかりやすく解説!
中国漢方コラム(中医師:路京華先生による「中医学がよくわかる本」より>
第二回 寒気には葛根湯、熱に天津感冒片
 ―寒熱の違いにより薬を使い分ける中国漢方の風邪対策―
 日本の漢方で、カゼといえば葛根湯がよく知られている。しかし、現代の中国ではあまり使われていない。葛根湯は今から約2000年前に著された医書「傷寒論(しょうかんろん)」の処方である。中国で「傷寒論」が軽視されているということではもちろんない。「傷寒論」よりもさらに古い時代の医書「黄帝内経(こうていだいけい)」の理論をもとに、各時代の医療的な成果を取り込みながら今日に至っている。
 「傷寒論」のころは、気候も寒く、栄養状態も今より格段に悪かった時代だ。そのため、冷えからくる寒性の病気が主流で、「傷寒論」の処方には体を温めて治療するものが多い。葛根湯もしかり。  ところが明、清の時代以降、都市への人口の流入、さらに地球の温暖化傾向が進んだことから、ウイルスなどによってもたらされる熱性の病気が急増。それに対処するため、温病学(うんびょうがく)という新しい医療体系が生まれた。比較的抗ウイルス力の強い金銀花(きんぎんか)や連翹(れんぎょう)などの証約が見出され銀翹散(ぎんぎょうさん)が温病の基本薬として開発された。当時、日本は鎖国の時代である。温病学が入っていれば、日本の漢方事情はまた違っていたかも知れない。
 中国でカゼ薬といえば、この銀翹散系統の天津感冒片(てんしんかんぼうへん)が最もポピュラーな存在で、日本にも輸入されている。ゾクゾクと寒気の強いカゼ(傷寒)には葛根湯、ノドが赤くはれて、熱っぽいカゼ(温病)には天津感冒片を使い分けてみてはどうだろう。カゼの初期対策が一層充実するはずである。



こんな時薬膳で手当て♪
【第三回】便秘
 便秘はなんらかの原因で腸の機能が低下して排便困難が起きる「機能性便秘」と、がんや腸の癒着など体の疾患が原因で起こる「器質性便秘」があります。ここでは食養生で改善できる「機能性便秘」におすすめの食材をご紹介します。
@弛緩性便秘タイプ
 冷たい飲食物でお腹が冷えたり、過労や不養生、加齢によって消化吸収力が低下し、大腸の働きも悪いタイプです。高齢者や冷え性の方によくみられます。このタイプは体を温める食材と食物繊維の多い食材がおススメです。食物繊維が多いものは、食性が寒冷性のものが多いので、火を通すか、黒酢など温性のものと一緒にとるようにします。
 玄米、麦、とうもろこし、大根、ごぼう、にんじん、れんこん、キャベツ、白菜、さつまいも、里芋、わかめ、きのこ、ナッツ、ごま、唐辛子、わさび、こしょう、烏龍茶、プーアール茶など
A緊張性便秘タイプ
 ストレスが原因で腸を働かす自律神経が働かずに腸管壁がけいれんし、便の通過が妨げられるうちに便の水分が腸に吸収され、硬くなるタイプです。便がスッキリ出ない、おなかが張る、ガスが多い、イライラしがちなどの症状が特徴です。このタイプは気の流れを良くする香りのよい野菜やかんきつ類を多めにとります。ガスを発生しやすいイモや豆、腸管を刺激する香辛料などは控えめにします。冷たいものより温かいものをとり、食事の時間を規則的にします。
 三つ葉、春菊、香菜、セロリ、パセリ、みょうが、かんきつ類、ぶどう、梅干、ヨーグルト、ごま、海藻、きのこ、ミント、アロエ、陳皮、うこん、黒酢、ハブ茶、どくだみ茶、ジャスミン茶など


エバメール薬用美白ゲルが新登場!
 しっとりプルプルのお肌になれるゲルクリームのエバメールから、美白成分の入った「エバメール薬用美白ゲル」が誕生しました。
 この美白ゲルは、さらっとした使い心地で、すうっと肌になじんでいきます。安全性が高く、ビタミンCの効果が持続するアスコルビン酸-2-グルコシドが配合されており、メラニンの生成を抑え、しみ・そばかすを防ぎます。
 また有効成分のグリチルリチン酸ジカリウムは炎症を抑える効果があるので、ニキビや肌荒れの予防に最適です。
 冬は紫外線が弱いので、美白ケアにはうってつけの季節なのですよ♪
しわ、乾燥対策にはエバメールゲルクリーム、シミ・そばかす・ニキビ対策にはエバメール薬用美白ゲルで、美肌美人をめざしましょう^^!


痛みと中医学
 腰痛、関節痛、頭痛、生理痛、胃痛、腹痛など、痛みは経験した人しかわからないと言っていいほど、その影響は日常生活にも支障をきたし、なんともつらい症状です。中医学では痛みを起こす原因として次の言葉があります。 ◎「不通則痛(ふつうそくつう)」とは「通じざればすなわち痛む」つまり、気(き)血(けつ)水(すい)の流れが滞ると痛みがでますよ、という言葉。◎「不栄則痛(ふえいそくつう)」とは「栄えざればすなわち痛む」つまり、栄養が十分ないと痛みがでますよ、という言葉。
 中医学では、気血水が体中にすらすらと滞りなく流れていること、また五臓六腑に十分栄養が行き渡っていると健康だと考えます。今風にいうと、栄養のバランスが良いものを食べ、それがしっかり消化吸収されると食べたものは血となり、余分なものは排泄され、血行も良く、私たちの細胞や臓器に十分栄養を与えてくれる、ということです。打撲や事故など、外的要因による内臓や骨、神経などの損傷は、どうしてもリハビリや、サポーターなど外からのケアが必要になりますし、老化による痛みも完全に除くことは難しいと思われます。
 しかし、そういった原因以外の痛みに関しては、中医学的見方で対応可能なことも多いです。なぜ通じないかの原因として、「寒さ、熱、湿気、血行の悪さ」が挙げられます。明け方に関節が痛む、寒いときにひざの調子が悪いなどは「寒さ」が原因。痛むところが触ると熱く、腫れていれば「熱」が原因、雨降りなど天気の悪い日に調子が悪い、むくみやすいなどがあれば「湿気」が原因、痛みがチクチクと刺すような痛み、痛むところが固定しているような場合は「血行の悪さ」が原因と考えられます。「血行の悪さ」に関しては、さらにその原因を探り、対応を考えます。
 冬は「キューっと痛む」など、寒さが原因の痛みが起こりやすい季節です。冷え性で一年中なにかしら痛みのある方は、つらい時期ですね。痛みがつらくて原因が分からない方も、鎮痛剤に頼るのではなく、体の中から痛みが生じにくい体になるための養生が必要だと思います。漢方薬だけでなく、痛みには鍼灸もおすすめです。漢方薬よりも即効性を感じる方が多いようです。感田にある「湯村鍼灸整骨院」で、痛みに対する鍼治療もされてみてはいかがでしょうか?鍼治療はスポーツをされる方にもおすすめですよ☆


アロマと中医学のコラボ
 アロママッサージをツボや経絡を意識しながらすると、より効果的です。
 今回は足のむくみがつらい方におススメのオイルとマッサージ方法をご紹介します。

◎腎タイプ(尿の出が少ない)
  ホホバオイル 20t
  ジュニパー 3滴
  ゼラニウム 3滴
  ジンジャー 3滴


◎脾タイプ(胃腸の働き悪い)
  ホホバオイル 20t
  グレープフルーツ 2滴
  フェンネル 2滴
  パチュリ 2滴
  レモン 2滴

 ホホバオイルはオリーブオイルに変えてもOK。ただ、オリーブの香りはホホバより強くなります。アロマオイルも手に入りやすいものだけでも大丈夫ですよ。香りがあると楽しいですよね♪


体験談(当薬局スタッフ ひとみさん)
 毎年春先になるとひどい花粉症にみまわれていたひとみさん。目のかゆみは尋常でなく、涙がとまらなかったそう。くしゃみ、鼻水も連発。甜茶やグアバ茶を飲んだり、凍頂烏龍茶(とうちょううーろんちゃ)を飲んだりして少しは良かったようですが、2年前に「衛益顆粒(えいえきかりゅう)」を半信半疑で飲み始めてみたら、それまでに比べて花粉症の症状がぐんと良くなったとのこと!今では、年があけてからシーズンが終わるまで欠かせない漢方薬になったそうです☆


店長 中村のひとりこと
 昨年11月3日に我が家にやってきた8月24日生まれのトイプードルのモコ。
 まだまだやんちゃで、粗相も多く、しつけに四苦八苦していますが、やっぱり可愛い。クロレラを一粒おやつであげると、カリカリ噛んで食べています☆
 犬育ても子育ても一緒ですね!

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